札幌市南区真駒内・Y邸
「○○町で建築条件付き宅地の販売予定あります」。Yさんとフォレスタをつないだのは、送達状に書かれた一行の案内文でした。お子さんの小学校入学までに家を持とうと、雑誌やインターネットをチェックしては、オープンハウスやモデルハウスを見学していたYさん。家づくりの専門サイトから目に留まった30社ほどに資料請求もしていました。その後、次々と送られてくる資料の中で、Yさんの心を捉えたのがフォレスタから届いたものでした。「送達状にサラッと一行、これから販売される宅地について書かれていて、それがまさに探していた辺りだったんです。決して目立つ書き方じゃなかったので、見逃してもおかしくなかったのに」。
そこは地下鉄駅が徒歩圏の閑静な住宅街。立地条件を考えると「手が届かないかもしれない」と思いつつも、詳しい話を聞くためにYさんご夫妻はフォレスタへ。「実際に話をきいてみると、考えていた予算の中で実現できることがわかったので、その日のうちに申し込みました」。
必然的な偶然によってフォレスタと家づくりをすることになったYさん。プランニングにあたってリクエストしたのは『スタイリッシュで生活感のないホテルのような家』。具体的には吹き抜けに大きな窓、モノが散乱しない片付けやすい間取り、照明は埋め込みのダウンライト、外壁はブラックガルバリウムなど、思いついたことは残さずリクエスト。「フォレスタさんは最初にこちらの言うことを聞いて、そのうえで出来ることと出来ないことを、分かりやすく説明してくださったので相談しやすかったですね。素人考えで突飛なことを言うと、それはダメですよって叱られちゃうんですけど(笑)。もちろんちゃんとフォローしてくれるというか…。こちらの思いを汲みとって、ちょうどいい着地点を見つけてくれていました」とYさん。
2階リビングのプランやスキップフロアのプラン…、最終的に「これでいこう!」と決まるまで10パターン以上の設計図面を作成。「何か思いつくとすぐ連絡していたので、うるさがられていたと思います(笑)。でも、私自身はフォレスタさんと話をしていて、とても楽しかったですね。ともすると近視眼的になりがちな私たちに対して、フォレスタさんはちゃんと全体像を把握して提案してくれるので頼りになりました。さすがプロだなと思いました」
家が完成したのは2016年3月。お子さんの入学式にも無事に間に合いました。地下鉄駅に近いこともあって、朝もゆっくり過ごせるそうです。「以前に比べると20分以上出勤時間が遅くなったので、子どもと過ごす時間が増えました。朝食も家族と一緒にとれるので、気持ちよく一日を始められますね。妻も自分が思い描いていた理想のキッチンを手に入れて、毎日楽しそうです。食事の準備や後片付けなど、同じように家事をしていても心持ちが違うみたいで、このキッチンなしの生活は考えられないなんて言っています。子供もこっちの家のほうがいい!と言ってくれたので、ほっとしました」。新居で過ごす家族の様子を嬉しそうに話すYさん。そんなYさんのお気に入りはリビングの吹き抜けに設けた大きな窓。「さえぎるもののないわが家だけの空があって、そこをゆっくり雲が流れていくのを見ているだけで、時間を忘れますね」。こうして何気ない瞬間に幸せを感じられるのも、Yさん自身が心から家づくりを楽しんだからに違いありません。